他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

52.86. pg_shadow

pg_shadowビューは下位互換のために存在しています。 バージョン8.1以前のPostgreSQLに存在していたカタログを模擬します。 pg_authid内でrolcanloginのマークがついた全てのロールの属性を保持します。

名前の由来は、このテーブルがパスワードを含むため、一般的には読めないことから来ています。 pg_userは、pg_shadowのビューですが、パスワードの列が空白となっているため一般に読むことが可能です。

表52.87 pg_shadowの列

名前参照先説明
usenamenamepg_authid.rolnameユーザ名
usesysidoidpg_authid.oidユーザID
usecreatedbbool ユーザはデータベースを作成可能です。
usesuperbool ユーザはスーパーユーザです。
usereplbool  ユーザはストリーミングレプリケーションを開始することができ、システムをバックアップモードにしたり、戻したりできます。
usebypassrlsbool  ユーザはすべての行単位セキュリティポリシーを無視します。 詳しくは5.7を参照してください。
passwdtext (おそらく暗号化された)パスワード。 存在しない場合はNULLです。 暗号化されたパスワードの格納方法についてはpg_authidを参照してください。
valuntilabstime パスワード有効期限(パスワード認証でのみ使用)
useconfigtext[] 実行時設定変数のセッションデフォルト