ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY — テキスト検索辞書の定義を変更する
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARYname
(option
[ =value
] [, ... ] ) ALTER TEXT SEARCH DICTIONARYname
RENAME TOnew_name
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARYname
OWNER TO {new_owner
| CURRENT_USER | SESSION_USER } ALTER TEXT SEARCH DICTIONARYname
SET SCHEMAnew_schema
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY
はテキスト検索辞書の定義を変更します。
辞書のテンプレート固有のオプションの変更、辞書の名称、辞書の所有者を変更することができます。
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY
を使用するには、辞書の所有者でなければなりません。
name
既存のテキスト検索辞書の名称(スキーマ修飾可)です。
option
この辞書に設定される、テンプレート固有のオプションの名称です。
value
テンプレート固有のオプションで使用される、新しい値です。 等号記号と値が省略された場合、そのオプションの以前の設定は辞書から削除され、デフォルト値が使用されます。
new_name
テキスト検索辞書の新しい名称です。
new_owner
テキスト検索辞書の新しい所有者です。
new_schema
テキスト検索辞書の新しいスキーマです。
テンプレート固有のオプションは任意の順序で記述することができます。
次の例は、雪だるま式に増加する辞書のストップワードを変更します。 他のパラメータはそのまま変更されません。
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY my_dict ( StopWords = newrussian );
次の例は、言語オプションをdutch
(オランダ語)に変更し、ストップワードオプションを完全に消去します。
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY my_dict ( language = dutch, StopWords );
次の例は、実際には何も変更しませんが、辞書の定義を「更新」します。
ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY my_dict ( dummy );
(無効なオプションが存在しても、オプションを消去するコードでエラーとしないため、これは動作します。)
このトリックは、辞書用の設定ファイルを変更する際に有用です。
このALTER
により既存のデータベースセッションは強制的に設定ファイルを再度読み込みます。
こうしないと、以前に読み込んだ設定ファイルを再読み込みすることはありません。
標準SQLにはALTER TEXT SEARCH DICTIONARY
文はありません。