element_types
element_types
には、配列の要素のデータ型記述子が含まれます。
テーブル列、複合データ型属性、ドメイン、関数パラメータ、関数の戻り値が配列型であると宣言された場合、
情報スキーマの各ビューでは、data_type
列にARRAY
だけが含まれます。
配列の要素の型についての情報を取り出すには、各ビューとこのビューを結合することで可能です。
例えば、テーブルの列のデータ型と、もし適切ならば、配列の要素型を表示するには、以下のように行います。
SELECT c.column_name, c.data_type, e.data_type AS element_type FROM information_schema.columns c LEFT JOIN information_schema.element_types e ON ((c.table_catalog, c.table_schema, c.table_name, 'TABLE', c.dtd_identifier) = (e.object_catalog, e.object_schema, e.object_name, e.object_type, e.collection_type_identifier)) WHERE c.table_schema = '...' AND c.table_name = '...' ORDER BY c.ordinal_position;
このビューは、所有者である、適切な権限を持っているといった方法で、現在のユーザがアクセスできるオブジェクトのみが含まれます。
表36.22 element_types
の列
列 型 説明 |
---|
記述される配列を使用するオブジェクトを持つデータベースの名前です (常に現在のデータベースです)。 |
記述される配列を使用するオブジェクトを持つスキーマの名前です。 |
記述される配列を使用するオブジェクトの名前です。 |
記述される配列を使用するオブジェクトの種類です。
|
記述される配列のデータ型記述子の識別子です。他の情報スキーマビューの |
組み込み型の場合は配列要素のデータ型です。さもなくば、 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
要素データ型の照合を含むデータベース(常に現在のデータベース)の名前で、デフォルトであるか要素のデータ型が照合可能でない場合はNULLです。 |
要素データ型の照合を含むスキーマの名前で、デフォルトであるか要素のデータ型が照合可能でない場合はNULLです。 |
要素データ型の照合の名前で、デフォルトであるか要素のデータ型が照合可能でない場合はNULLです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
常にNULLです。 この情報は、PostgreSQLにおける配列要素のデータ型には当てはまらないからです。 |
未実装です。 |
要素のデータ型を定義したデータベースの名前です (常に現在のデータベースです)。 |
要素のデータ型を定義したスキーマの名前です。 |
要素のデータ型の名前です。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
PostgreSQLでは利用できない機能に適用されるものです。 |
常にNULLです。PostgreSQLでは配列の次数は無制限だからです。 |
要素のデータ型記述子の識別子です。現在は用途はありません。 |