この認証方式は認証機構としてPAM(Pluggable Authentication Modules)を使用することを除いてpassword
のように動作します。
デフォルトのPAMサービス名はpostgresql
です。
PAMはユーザ名/パスワードの組の確認と接続されたリモートホスト名またはIPアドレスを任意に確認するためだけに使用されます。
PAMについての詳細はLinux-PAMページを読んでください。
次の設定オプションはPAMのためにサポートされています。
pamservice
PAMサービス名。
pam_use_hostname
PAM_RHOST
アイテムを通じてPAMモジュールに提供されるものがリモートのIPアドレスかホスト名かを決定します。
デフォルトではIPアドレスが使用されます。
ホスト名にて使用するためにはこのオプションを1にセットしてください。
ホスト名の解決はログインの遅延をもたらします。(ほとんどのPAM設定はこの情報を利用せず、PAM設定がホスト名を使用するために明確に作成された場合のみ、この設定値を考慮する必要があります。)
PAMが/etc/shadow
を読み取るように設定されている場合は、PostgreSQLがルートユーザで起動されていないため、認証は失敗するでしょう。
しかしPAMがLDAPや他の認証方法を使用するように設定されている場合は、これは問題ではありません。