この認証方式は、パスワードを照合するためにBSD認証を使用すること以外はpassword
と同じように動作します。
BSD認証は、ユーザ名/パスワードの組の確認のみに使用されます。
それゆえ、ユーザのロールはBSD認証が認証に使用可能となる前にデータベースに存在していなければいけません。
BSD認証フレームワークは現在OpenBSDでのみ利用可能です。
PostgreSQLでのBSD認証は、auth-postgresql
ログイン型を使用し、postgresql
ログインクラスがlogin.conf
にて定義されている場合はそれを使った認証を使用します。
デフォルトでは、そのログインクラスは存在せず、PostgreSQLはデフォルトログインクラスを使用します。
BSD認証を使用するために、PostgreSQLユーザアカウント(サーバを起動しているオペレーティングシステムユーザ)が、まずはauth
グループに追加されていなければいけません。
auth
グループはOpenBSDシステムではデフォルトで存在しています。