LOAD — 共有ライブラリファイルの読み込みを行う
LOAD 'filename
'
LOAD
コマンドは、共有ライブラリファイルをPostgreSQLサーバのアドレス空間にロードします。
そのファイルが既にロード済みなら、このコマンドは何も行いません。
C関数を含む共有ライブラリファイルは、その中の1つの関数が呼び出された時に常に、自動的にロードされます。
このため通常、明示的なLOAD
は、関数群を提供するのではなく「フック」を通してサーバの動作を変更するライブラリをロードするためだけに必要となります。
ライブラリファイルの名前は通常は単なるファイル名だけで指定され、それが(dynamic_library_pathで設定される)サーバのライブラリサーチパス内で検索されます。 あるいは、フルパス名で指定することもできます。 いずれの場合も、プラットフォームでの共有ライブラリファイル名の標準的な拡張子は省略できます。 この点についての詳細な情報は38.10.1を参照してください。
非特権ユーザは$libdir/plugins/
にあるライブラリファイルのみをLOAD
させることができます。
つまり、指定したfilename
はこの文字列から始まらなければなりません。
(このディレクトリ以下に確実に「安全な」ライブラリのみをインストールすることはデータベース管理者の責任です。)
LOAD
はPostgreSQLの拡張です。