他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

ROLLBACK

ROLLBACK — 現在のトランザクションをアボートする

概要

ROLLBACK [ WORK | TRANSACTION ] [ AND [ NO ] CHAIN ]

説明

ROLLBACKは現在のトランザクションをロールバックし、そのトランザクションで行われた全ての更新を廃棄させます。

パラメータ

WORK
TRANSACTION

省略可能なキーワードです。 効果は何もありません。

AND CHAIN

AND CHAINが指定されていれば、新しいトランザクションは、直前に終了したものと同じトランザクションの特性(SET TRANSACTIONを参照してください)で即時に開始されます。 そうでなければ、新しいトランザクションは開始されません。

注釈

トランザクションを正常に終了させるにはCOMMITを使用してください。

トランザクションブロックの外部でROLLBACKを発行すると警告が発生しますが、それ以外は何の効果もありません。 トランザクションブロックの外部でROLLBACK AND CHAINを発行するとエラーになります。

全ての変更をアボートします。

ROLLBACK;

互換性

コマンドROLLBACKは標準SQLに準拠しています。 ROLLBACK TRANSACTIONの構文はPostgreSQLでの拡張です。

関連項目

BEGIN, COMMIT, ROLLBACK TO SAVEPOINT