RESET — 実行時パラメータの値をデフォルト値に戻す
RESET configuration_parameter
RESET ALL
RESET
は実行時パラメータをデフォルト値に戻します。
RESET
は下記に対する代替の記述方法です。
SET configuration_parameter
TO DEFAULT
詳細はSETを参照してください。
デフォルト値とは、現行セッション内でSET
コマンドが発行されなかった場合に変数が保持していた値として定義されます。
デフォルト値は、コンパイル時に指定したデフォルト、設定ファイル、コマンドラインオプション、データベースごと、ユーザごとのデフォルト設定などが元になります。
これは「セッション起動時にそのパラメータが取る値」という定義と若干異なります。
なぜなら、例えば設定ファイルを元にした値である場合、現在の設定ファイルによって指定される値に再設定されるからです。
詳細は第20章を参照してください。
RESET
のトランザクションでの振舞いはSET
と同じです。
この効果は、トランザクションのロールバックによって取り消されます。
timezone
設定変数をデフォルト値に設定します。
RESET timezone;
RESET
はPostgreSQLの拡張です。