3.4. データベース接続関数

• PgConnection は、バックエンドデータベースサーバとの新規接続を確立します。

  PgConnection::PgConnection(const char *conninfo)
  

  conninfo 文字列は libpq PQconnectdb 関数のものと同じです。

  通常はアクセスクラスのいずれかから呼び出されますが、バックエンドサーバとの接続は、PgConnection オブジェクトを呼び出すことで可能です。

• ConnectionBad は、バックエンドサーバとの接続が成功したかどうかを返します。

  bool PgConnection::ConnectionBad() const
  

  接続に失敗すると true を返します。

• Status は、バックエンドサーバとの接続状態を返します。

  ConnStatusType PgConnection::Status()
  

  接続状態によって、CONNECTION_OK もしくは CONNECTION_BAD を返します。

• PgDatabase は、バックエンドサーバとの新規接続を確立します。

  PgDatabase(const char *conninfo)
  

  PgDatabase を作成した後、そのオブジェクトに問い合わせを送信する前に、データベースとの接続が成功したかどうか確認しなければなりません。Status または ConnectionBad メソッドを使用して PgDatabase オブジェクトの現在の状態を入手することで、簡単にこのチェックを行うことができます。

• DBName は現在のデータベース名を返します。

  const char *PgConnection::DBName()
  

• Notifies は、バックエンドから受け取った未処理の通知メッセージのリスト内から、次の通知メッセージを返します。

  PGnotify* PgConnection::Notifies()
  

  詳細については、libpq の PQnotifies を参照して下さい。