これまでで、必要な演算子およびサポートルーチンの説明は一通り終わりました。最後に、演算子クラスを作成する方法を紹介します。
CREATE OPERATOR CLASS complex_abs_ops
DEFAULT FOR TYPE complex USING btree AS
OPERATOR 1 < ,
OPERATOR 2 <= ,
OPERATOR 3 = ,
OPERATOR 4 >= ,
OPERATOR 5 > ,
FUNCTION 1 complex_abs_cmp(complex, complex);
これで終りです!これでcomplex 列のbtree インデックスを作って使用することが可能になったはずです。
以下のように、演算子エントリをより冗長に記述することができます。
OPERATOR 1 < (complex, complex) ,
しかし、演算子が、演算子クラスの定義と同一のデータ型である場合、このような記述をする必要はありません。
上記の例は、ユーザがこの新しい演算子クラスをcomplex データ型のデフォルトの B-tree演算子クラスにしようとしていると仮定しています。 このようにしない場合、DEFAULT という記述を除外してください。