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Chapter 14. インデックス拡張機能へのインタフェース

Table of Contents
14.1. 序文
14.2. アクセスメソッドおよび演算子クラス
14.3. アクセスメソッドのストラテジ
14.4. アクセスメソッドのサポートルーチン
14.5. 演算子とサポートルーチンの作成
14.6. 演算子クラスの作成
14.7. 演算子クラスの特殊な機能

14.1. 序文

これまでのところでは、新しい型や新しい関数、および新しい演算子をどの様に定義するかについて説明してきました。 しかしながら、新しい型に対する二次インデックス (B-tree、R-tree、もしくはハッシュアクセスメソッドなど) や、二次インデックスを使用する新しい型の演算子については説明していませんでした。 これらを説明するには、新しいデータ型に対する演算子クラスについて定義する必要があります。 ここでは、複素数を値の絶対値の昇順にソートし格納する B-tree アクセスメソッドを使った新しい演算子クラスについての実行例のコンテキストによって、演算子クラスを説明します。

Note: PostgreSQL リリース 7.3 より前のバージョンでは、ユーザ定義の演算子クラスを作成するために、pg_amoppg_amproc、および pg_opclass に手動での追加を行う必要がありました。 この方法は現在では推奨されておらず、CREATE OPERATOR CLASS が使用されています。CREATE OPERATOR CLASS を使用すると、必要なカタログエントリを、より簡単に、よりエラーが発生しにくい方法で作成することができます。