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第 50章GiSTインデックス

目次
50.1. 序文
50.2. 拡張可能
50.3. 実装
50.4. 制限
50.5.

50.1. 序文

GiSTは汎用検索ツリー(Generalized Search Tree)を表します。 これは、均衡な、ツリー構造のアクセスメソッドで、任意のインデックススキーマを実装する基本的なテンプレートとして動作します。 B+-trees、R-treesや他多くのインデックススキーマをGiSTで実装することができます。

GiSTの利点の1つは、データベースの専門家ではなく、データ型分野の専門家によって、適切なアクセスメソッドで独自のデータ型を開発することができることです。

ここで示す情報の一部は、 バークレイ、カリフォルニア大学GiST インデックスプロジェクトのWebサイトや、Marcel Kornackerの論文Access Methods for Next-Generation Database Systemsから派生したものです。 PostgreSQLにおけるGiSTの実装は、主に、Teodor SigaevとOleg Bartunovによって保守されています。 ですので、彼らのWebサイトhttp://www.sai.msu.su/~megera/postgres/gist/にも多くの情報があります。