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17.15. 開発者向けのオプション

以下のオプションは、PostgreSQLのソースに対する作業用のものです。 中には深刻な損傷を負ったデータベースの復旧に役立つものもあります。 実運用のデータベースでこれらを設定する理由はないはずです。 したがって、これらはサンプルのpostgresql.confからは除外されています。 これらのオプションの多くは、それを動作させるために特殊なソースコンパイルを必要としていることに注意してください。

debug_assertionsboolean

各種のアサーション検査を有効にします。これはデバック用の道具です。もしおかしな問題とかクラッシュを経験すれば、プログラミングの間違いを露出するので、これをオンにする必要があるかもしれません。このオプションを使用するには、マクロUSE_ASSERT_CHECKINGが、 PostgreSQLの構築時に(configureオプションの --enable-cassertで)定義されなければなりません。もし、PostgreSQLがアサーション付で構築されていれば、 debug_assertionsのデフォルトはonであることに注意してください。

pre_auth_delayinteger

非ゼロの場合、ここで指定した秒数分の遅延が新しくサーバプロセスがforkした後、認証プロセスに入る前に発生します。 これは、認証における誤動作を追跡するために、デバッガを使用してサーバプロセスに接続する機会を提供することを目的としたものです。

trace_notifyboolean

LISTENNOTIFYコマンドのための大量なデバッグ出力を生成します。 この出力をクライアントもしくはサーバログに送信するためには、それぞれ、client_min_messagesもしくはlog_min_messagesDEBUG1以下でなければなりません。

trace_sortboolean

もしもオンであれば、並び替え操作の間のリソース使用に付いての情報を放出します。このオプションは PostgreSQLがコンパイルされた時、TRACE_SORTマクロが定義されている場合にのみ有効です。(とは言っても、現在TRACE_SORTはデフォルトで定義されています。)

trace_locksboolean
trace_lwlocksboolean
trace_userlocksboolean
trace_lock_oidminboolean
trace_lock_tableboolean
debug_deadlocksboolean
log_btree_build_statsboolean

その他の各種のコードを追跡しデバッグするオプションです。

wal_debugboolean

もしもオンであれば、WALに関連したデバッグ出力が有効になります。このオプションはWAL_DEBUGマクロが PostgreSQLのコンパイルの時に定義された場合にのみ有効です。

zero_damaged_pagesboolean

ページヘッダの障害がわかると、通常PostgreSQLはエラーの報告を行い、現在のコマンドを中断させます。 zero_damaged_pagesを真に設定することにより、システムは代わりに警告を報告し、障害のあるページをゼロで埋め、処理を継続します。 この動作により、障害のあったページ上にある全ての行のデータが破壊されます。 しかし、これによりエラーを無視し、正常なページに存在するテーブル内の行を取り出すことができます。 したがって、ハードウェアまたはソフトウェアのエラーによって破損が発生した場合のデータの復旧時に有用です。 障害のあるページからのテーブルのデータの復旧をあきらめた場合を除き、通常はこれを真にしてはいけません。 デフォルトは無効であり、スーパーユーザのみ変更可能です。