他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

21.4. データベースの設定

第18章で説明したように、PostgreSQLサーバには多数の実行時の設定変数が存在します。 これらの設定の多くに対して、データベース固有のデフォルト値を設定できます。

例えば、何らかの理由で特定のデータベースについてGEQOオプティマイザを無効にしたい場合、通常は全てのデータベースでこれを無効にするか、または全ての接続しているクライアントで間違いなくSET geqo TO off;が実行されていることを確認する必要があります。 特定のデータベースでこの設定をデフォルトにするには、次のコマンドを実行します。

ALTER DATABASE mydb SET geqo TO off;

これにより設定が保存されます(ただし、すぐに反映はされません)。 以降のこのデータベースに対する接続においては、セッションの開始の直前にSET geqo TO off;が呼び出されたのと同様になります。 これはデフォルトでしかありませんので、ユーザはセッションの途中であってもこの設定を変更することができます。 このような設定を解除するには、ALTER DATABASE dbname RESET varnameを使用します。