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35.8. 内部関数

内部関数とは、Cで作成された、PostgreSQLサーバに静的にリンクされた関数です。 関数定義の"本体"では関数のC言語における名前を指定します。 この名前をSQLでの使用のために宣言される名前と同じにする必要はありません。 (後方互換性のため、C言語関数名がSQL名と同じであるという意味として、空の本体も受け付けられます。)

通常、サーバに存在するすべての内部関数は、データベースクラスタの初期化(項17.2参照)の際に宣言されますが、ユーザはCREATE FUNCTIONを使用して、内部関数の別名をさらに作成することができます。 内部関数はinternalという言語名を付けたCREATE FUNCTIONによって宣言されます。 例えば、sqrt関数の別名を作成するには以下のようにします。

CREATE FUNCTION square_root(double precision) RETURNS double precision
    AS 'dsqrt'
    LANGUAGE internal
    STRICT;

(ほとんどの内部関数は"strict"として宣言されることを想定しています。)

注意: "定義済みの"関数のすべてが上の意味での"内部"ではありません。 SQLで作成された定義済み関数もあります。