pg_test_fsyncは使用するシステムにおいて最速なwal_sync_methodは何かについて、合理的な見解を提供することを意図したものです。 同時に識別されたI/O問題のイベントに診断情報を提供します。 しかしpg_test_fsyncで示される差異が、実際のデータベーススループットにおいて差異として現れないことがあります。 特に、多くのデータベースサーバはトランザクションログにより速度制限されていないからです。
pg_test_fsyncは以下のコマンドラインオプションを受け付けます。
テストデータを書き込むためのファイルの名前を指定します。 このファイルはpg_xlogディレクトリがある、または格納する予定のファイルシステムと同じファイルシステムになければなりません。 (pg_xlogにはWALファイルが含まれます。) デフォルトは現在のディレクトリ内のpg_test_fsync.outです。
1テストあたりの秒数を指定します。 テストあたりの時間を多くするほど、テストの精度が向上しますが、実行により時間がかかるようになります。 デフォルトは、本プログラムがおよそ30秒で完了することができる、2秒です。
pg_test_fsyncのバージョンを表示し、終了します。
pg_test_fsyncのコマンドライン引数の説明を表示し、終了します。