SET DESCRIPTOR — SQL記述子領域に情報を設定します。
SET DESCRIPTORdescriptor_name
descriptor_header_item
=value
[, ... ] SET DESCRIPTORdescriptor_name
VALUEnumber
descriptor_item
=value
[, ...]
SET DESCRIPTOR
はSQL記述子領域に値を投入します。
その後、通常、記述子領域はプリペアド問い合わせ実行においてパラメータをバインドするために使用されます。
このコマンドは2つの構文があります。 最初の構文は、特定のデータと独立した、記述子の「ヘッダ」に適用します。 2番目の構文は、番号で識別される特定のデータに値を割り当てます。
descriptor_name
記述子の名前です。
descriptor_header_item
設定するヘッダ情報項目を識別するトークンです。
記述子項目数を設定するCOUNT
のみが現在サポートされています。
number
設定する記述子項目の番号です。 番号は1から数えます。
descriptor_item
記述子内のどの項目の情報を設定するかを識別するトークンです。 サポートされる項目のリストについては33.7.1. 名前付きSQL記述子領域を参照してください。
value
記述子項目に格納する値です。 これはSQL定数またはホスト変数とすることができます。
EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc COUNT = 1; EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 1 DATA = 2; EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 1 DATA = :val1; EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 2 INDICATOR = :val1, DATA = 'some string'; EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 2 INDICATOR = :val2null, DATA = :val2;
SET DESCRIPTOR
は標準SQLで規定されています。