2006-02-14
このリリースは7.4.11の各種不具合を修正したものです。 7.4メジャーリリースにおける新機能についてはE.250. リリース7.4を参照してください。
7.4.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかし、7.4.11より前のバージョンからアップグレードする場合は、E.239. リリース7.4.11を参照してください。
SET SESSION AUTHORIZATION
によるクラッシュの可能性を修正しました。
(CVE-2006-0553)
アサートを有効にしてコンパイルした場合(これはデフォルトではありません)、非特権ユーザがサーバをクラッシュでき、その結果、他のユーザへのサービスが一時的に不能になります。 この問題を報告してくれたAkio Ishidaに感謝します。
自身が挿入した行に関する行の可視性ロジックについての不具合を修正しました。 (Tom)
非常に稀な状況で、現在のコマンドが挿入した行が、本来無効であるべき時に既に有効になっているものとして扱われることがありました。 リリース7.4.9、7.3.11で組み込まれた不具合を修正しました。
pg_clogおよびpg_subtransファイル生成時に「ファイルが既に存在する」というエラーを引き起こす競合条件を修正しました。 (Tom)
準備済み文内のUNKNOWN
パラメータ用のDOMAIN
制約を適切に検査します。
(Neil)
独自の演算子や演算子クラスを参照するクロススキーマを持つダンプをリストアできるように修正しました。 (Tom)
configure時のfinite
およびisinf
の存在検査に関する移植性を修正しました。
(Tom)