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第21章 データベースロール

目次

21.1. データベースロール
21.2. ロールの属性
21.3. ロールのメンバ資格
21.4. ロールの削除
21.5. デフォルトロール
21.6. 関数とトリガのセキュリティ

PostgreSQLは、ロールという概念を使用してデータベースへの接続承認を管理します。 ロールは、その設定方法に応じて、データベースユーザ、またはデータベースユーザのグループとみなすことができます。 ロールはデータベースオブジェクト(例えばテーブルや関数)を所有することができます。 またロールは、どのオブジェクトに誰がアクセスできるかを制御するために、それらのオブジェクトに対しての権限を他のロールに割り当てることができます。 更に、ロールのメンバ資格を他のロールに与えることもできます。 そのため、メンバとなったロールは別のロールに割り当てられた権限を使用することができます。

ロールの概念には、ユーザという概念とグループという概念が含まれます。 PostgreSQLバージョン8.1より前まででは、ユーザとグループは異なる種類の実体として扱われていました。 しかし、現在ではロールしか存在しません。 すべてのロールは、ユーザとして、グループとして、またはその両方として動作することができます。

本章では、ロールの作成と管理の方法について説明します。 様々なデータベースオブジェクト上の権限の効果について、さらに詳細な情報は5.6. 権限に記載されています。