38.2. データ変更の可視性

トリガ関数内でSQLコマンドを実行し、このコマンドがトリガの元となったテーブルにアクセスする場合、データの可視性規則に注意する必要があります。 この規則が、SQLコマンドがトリガの発行原因となったデータ変更を見ることができるかどうかを決定するからです。 簡単に以下に示します。

もし、あなたのトリガが標準的な手続き型言語のいずれかで記述されている時、上記の可視性は関数がVOLATILEで定義されている場合のみ適用されます。 STABLE、もしくはIMMUTABLEで定義されている関数は、どのようなケースにおいても、呼び出しコマンドによる変更は見ないでしょう。

データ可視性規則に関する詳細は46.5にあります。 38.4の例にこの規則を示します。