recovery.confファイルをpostgresql.confに統合 #
PostgreSQL 11以下では、recovery.conf
という名前の設定ファイルを使用して、レプリカとスタンバイを管理していました。
このファイルのサポートはPostgreSQL 12で削除されました。
この変更の詳細については、PostgreSQL 12のリリースノートを参照してください。
PostgreSQL 12以上では、アーカイブリカバリ、ストリーミングレプリケーション、およびPITRは通常のサーバ設定パラメータを使用して設定されています。
これらはpostgresql.confで設定されるか、他のパラメータと同様にALTER SYSTEMを介して設定されます。
recovery.confが存在する場合、サーバは起動しません。
PostgreSQL 15以下にはpromote_trigger_file、12より前にはtrigger_fileの設定がありました。
代わりにpg_ctl promoteまたはpg_promote()の呼び出しを使用してスタンバイを昇格します。
standby_modeの
設定が削除されました。
代わりに、dataディレクトリ内のstandby.signalファイルが使用されます。
詳細については、スタンバイサーバの動作を参照してください。