ALTER TRIGGER — トリガ定義を変更する
ALTER TRIGGERnameONtable_nameRENAME TOnew_nameALTER TRIGGERnameONtable_name[ NO ] DEPENDS ON EXTENSIONextension_name
ALTER TRIGGERは既存のトリガのプロパティを変更します。
RENAME句は、トリガ定義を変更せずに、指定されたトリガの名前を変更します。
トリガがあるテーブルがパーティションテーブルである場合、パーティション内の対応するクローントリガも名前が変更されます。
DEPENDS ON EXTENSION句は、トリガを拡張に依存するものとして印づけます。これにより、拡張が削除されると、トリガも自動的に削除されるようになります。
トリガのプロパティを変更するには、トリガで処理されるテーブルを所有している必要があります。
name変更の対象となる既存のトリガの名前です。
table_nameこのトリガで処理されるテーブルの名前です。
new_nameトリガの新しい名前です。
extension_name
トリガが依存する(もしくはNOが指定された場合にはもはや依存していない)拡張の名前です。
拡張に依存していると印をつけられたトリガは、拡張が削除されると自動的に削除されます。
トリガを一時的に有効または無効にする機能はALTER TABLEが提供します。
ALTER TRIGGERではありません。
ALTER TRIGGERには、一度にテーブルのトリガを有効または無効にするオプションを表現する、簡便な方法がないからです。
既存のトリガの名前を変更します。
ALTER TRIGGER emp_stamp ON emp RENAME TO emp_track_chgs;
トリガが拡張に依存するという印を付けます。
ALTER TRIGGER emp_stamp ON emp DEPENDS ON EXTENSION emplib;
ALTER TRIGGERは、標準SQLに対するPostgreSQLの拡張です。