LOADコマンドは、共有ライブラリファイルをPostgreSQLサーバのアドレス空間にロードします。 そのファイルが既にロード済みなら、このコマンドは何も行いません。 C関数を含む共有ライブラリファイルは、その中の1つの関数が呼び出された時に常に、自動的にロードされます。 このため通常、明示的なLOADは、関数群を提供するのではなく"フック"を通してサーバの動作を変更するライブラリをロードするためだけに必要となります。
共有ライブラリのファイル名は、CREATE FUNCTIONにおける共有ライブラリ名と同じ方法で指定されます。 特に、検索パスやシステム標準の共有ライブラリファイル名拡張子の自動付与に依存することができます。 詳細は項35.9を参照してください。
非特権ユーザは$libdir/plugins/にあるライブラリファイルのみをLOADさせることができます。 つまり、指定したfilenameはこの文字列から始まらなければなりません。 （このディレクトリ以下に確実に"安全な"ライブラリのみをインストールすることはデータベース管理者の責任です。）