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51.80. pg_replication_slots

pg_replication_slotsは、現在存在するデータベースクラスタとその状態、全てのレプリケーションスロットの一覧を提供します。

レプリケーションスロットに関する詳細は、26.2.6第48章を参照してください。

表51.81 pg_replication_slotsの列

名前参照先説明
slot_namename クラスタ間で一意なレプリケーションスロットの識別子
pluginname 出力プラグインに使用されている論理スロットまたは物理スロットの場合はnull、を含む共有オブジェクトの基底名。
slot_typetext スロットのタイプ - physicalまたはlogical
datoidoidpg_database.oidこのスロットと関連しているデータベースのOID、またはnull。論理スロットだけがデータベースと関連を持つことができます。
databasetextpg_database.datnameこのスロットと関連しているデータベース名、またはnull。論理スロットだけがデータベースと関連を持つことができます。
temporaryboolean これが一時レプリケーションスロットの場合真になります。 一時スロットはディスクに保存されず、エラーのとき、またはセッションが終了したときには自動的に削除されます。
activeboolean このスロットが現在アクティブで使用されている場合、真。
active_pidinteger このスロットが現在アクティブで使用されている場合は、スロットを使用しているセッションのプロセスID。アクティブでなければNULL
xminxid このスロットがデータベースとの接続を必要としている最も古いトランザクション。 VACUUM は後でトランザクションによって削除されたタプルを除去できません。
catalog_xminxid このスロットがデータベースとの接続を必要としている、システムカタログに影響する最も古いトランザクション。 VACUUMは後でトランザクションによって削除されたカタログのタプルを除去できません。
restart_lsnpg_lsn このスロットの利用者に必要かもしれないため、チェックポイント中に自動除去されない、もっとも古いWALの(LSN) アドレス。
confirmed_flush_lsnpg_lsn 利用者がデータの受信を確認できている論理スロットのアドレス(LSN))。 これより古いデータは、もはや有効ではありません。 物理スロットの場合はNULL