pg_replication_slots
pg_replication_slots
は、現在存在するデータベースクラスタとその状態、全てのレプリケーションスロットの一覧を提供します。
レプリケーションスロットに関する詳細は、26.2.6と第48章を参照してください。
表51.82 pg_replication_slots
の列
名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
---|---|---|---|
slot_name | name | クラスタ間で一意なレプリケーションスロットの識別子 | |
plugin | name | 出力プラグインに使用されている論理スロットまたは物理スロットの場合はnull、を含む共有オブジェクトの基底名。 | |
slot_type | text | スロットのタイプ - physical またはlogical | |
datoid | oid |
| このスロットと関連しているデータベースのOID、またはnull。論理スロットだけがデータベースと関連を持つことができます。 |
database | text |
| このスロットと関連しているデータベース名、またはnull。論理スロットだけがデータベースと関連を持つことができます。 |
temporary | boolean | これが一時レプリケーションスロットの場合真になります。 一時スロットはディスクに保存されず、エラーのとき、またはセッションが終了したときには自動的に削除されます。 | |
active | boolean | このスロットが現在アクティブで使用されている場合、真。 | |
active_pid | integer | このスロットが現在アクティブで使用されている場合は、スロットを使用しているセッションのプロセスID。アクティブでなければNULL 。
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xmin | xid | このスロットがデータベースとの接続を必要としている最も古いトランザクション。
VACUUM は後でトランザクションによって削除されたタプルを除去できません。
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catalog_xmin | xid | このスロットがデータベースとの接続を必要としている、システムカタログに影響する最も古いトランザクション。
VACUUM は後でトランザクションによって削除されたカタログのタプルを除去できません。
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restart_lsn | pg_lsn | このスロットの利用者に必要かもしれないため、チェックポイント中に自動除去されない、もっとも古いWALの(LSN ) アドレス。
このスロットのLSN が予約されていなければNULL です。
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confirmed_flush_lsn | pg_lsn | 利用者がデータの受信を確認できている論理スロットのアドレス(LSN ))。
これより古いデータは、もはや有効ではありません。
物理スロットの場合はNULL 。
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