role_table_grants
role_table_grantsビューは、現在有効なロールが譲与者または被譲与者であるテーブルやビュー上に与えられた全ての権限を識別します。
詳細な情報はtable_privilegesの中にあります。
このビューとtable_privilegesとの間の実質的な違いは、このビューでは現在のユーザがPUBLICに与えられた権限によりアクセスできるようになったテーブルを省略していることだけです。
表37.34 role_table_grantsの列
| 名前 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
grantor | sql_identifier | 権限を与えたロールの名前です。 |
grantee | sql_identifier | 権限が与えられたロールの名前です。 |
table_catalog | sql_identifier | テーブルを持つデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。 |
table_schema | sql_identifier | テーブルを持つスキーマの名前です。 |
table_name | sql_identifier | テーブルの名前です。 |
privilege_type | character_data |
権限の種類は、
SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE、REFERENCES、またはTRIGGERのいずれかです。
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is_grantable | yes_or_no | 権限が付与可能な場合YESです。さもなくばNOです。 |
with_hierarchy | yes_or_no |
SQL標準では、WITH HIERARCHY OPTIONは、継承テーブル階層に対するある操作を許可する独立した(副次)権限です。
PostgreSQLでは、これはSELECT権限に含まれているため、この列は権限がSELECTの場合はYES、それ以外の場合はNOです。
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