pg_ts_parserカタログはテキスト検索パーサを定義する項目を含みます。
パーサは、入力テキストを語彙素に分割することとトークン型を語彙素に割り当てることに責任を持ちます。
パーサはC言語レベルの関数で実装されていなくてはいけないため、新規のパーサの作成はデータベースのスーパーユーザに制限されています。
PostgreSQLのテキスト検索機能については第12章で詳しく説明します。
表51.61 pg_ts_parserの列
| 名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
|---|
oid | oid | | 行識別子 |
prsname | name | | テキスト検索パーサの名称 |
prsnamespace | oid | pg_namespace.oid |
このパーサを含む名前空間のOID
|
prsstart | regproc | pg_proc.oid | パーサ起動関数のOID |
prstoken | regproc | pg_proc.oid | パーサの次のトークン関数のOID |
prsend | regproc | pg_proc.oid | パーサの終了関数のOID |
prsheadline | regproc | pg_proc.oid | パーサの見出し関数のOID |
prslextype | regproc | pg_proc.oid | パーサの字句型関数のOID |