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第19章 サーバの準備と運用

目次

19.1. PostgreSQLユーザアカウント
19.2. データベースクラスタの作成
19.2.1. セカンダリファイルシステムの使用
19.2.2. ファイルシステム
19.3. データベースサーバの起動
19.3.1. サーバ起動の失敗
19.3.2. クライアント接続の問題
19.4. カーネルリソースの管理
19.4.1. 共有メモリとセマフォ
19.4.2. systemd RemoveIPC
19.4.3. リソースの制限
19.4.4. Linuxのメモリオーバーコミット
19.4.5. LinuxのHugePages
19.5. サーバのシャットダウン
19.6. PostgreSQLクラスタのアップグレード処理
19.6.1. pg_dumpallを介したデータのアップグレード
19.6.2. pg_upgradeを使用したアップグレード方法
19.6.3. レプリケーション経由のアップグレード
19.7. サーバのなりすまし防止
19.8. 暗号化オプション
19.9. SSLによる安全なTCP/IP接続
19.9.1. 基本的な設定
19.9.2. OpenSSLの設定
19.9.3. クライアント証明書の使用
19.9.4. サーバにおけるSSL関連ファイルの利用
19.9.5. 証明書の作成
19.10. GSSAPIによる安全なTCP/IP接続
19.10.1. 基本的な設定
19.11. SSHトンネルを使った安全なTCP/IP接続
19.12. WindowsにおけるEvent Logの登録

本章では、データベースサーバの設定と実行方法、そしてオペレーティングシステムとの相互作用について説明します。

本章で説明する手順は、追加の基盤を必要とせずに、単純なPostgreSQLを使用していることを前提としています。例えば、前の章で説明した手順に従ってソースからビルドしてコピーした等です。 PostgreSQLのパッケージ化された版またはベンダー提供版で作業している場合は、パッケージャがシステムの規約に従ってデータベースサーバをインストールし、開始するための特別な準備をしている場合があります。 詳細についてはパッケージレベルのドキュメントを参照してください。