ここでは、PostgreSQLでSQL言語を使用する方法を説明します。 まず最初にSQL構文全般について述べ、データを保持する構造の作成方法、データベースに登録する方法、そして、データベースへの問い合わせを行う方法について説明していきます。 本パートの中盤では、SQLコマンドで使用可能なデータ型と関数を紹介します。 そして残りの部分では、最適な性能を実現するためにデータベースを調整する際に重要となるいくつかの点について説明します。
ここでの内容は、初心者のユーザでも先のページを何度も参照することなく、最初から最後まで全てのトピックを理解できるような構成になっています。 各章ごとに内容が独立していますので、上級ユーザは必要な章だけを選んで読むことができます。 ここではトピックに関する説明が中心となっていますので、特定のコマンドの完全な記述が必要なユーザはパート VIを参照してください。
対象読者は、PostgreSQLデータベースへの接続およびSQLコマンド発行の方法を知っているユーザです。 まだこれらについて慣れていないユーザは、本書の前にパート Iをお読みになることをお勧めします。 SQLコマンドは通常PostgreSQLの対話式端末psqlを使用して入力しますが、同様の機能を備えた他のプログラムも使用することができます。
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