PostgreSQLは4種類の関数を提供します。
すべての関数は、基本型、複合型、またはこの組み合わせを引数(パラメータ)として受け付けることが可能です。 また、すべての関数は基本型または複合型を返すことが可能です。 関数は、基本型の集合または複合型の集合を返すようにも定義できます。
多くの関数は(多様型のような)特定の疑似型を引数としたり返したりできます。 しかし、利用できる機能は様々です。 詳細は各関数の種類の説明を参照してください。
SQL関数の定義の方法が最も簡単ですので、そちらから説明します。 SQL関数にある概念のほとんどは、他の種類の関数にも適用できます。
本章の全体に関して、その例をより理解するために、CREATE FUNCTION
コマンドのマニュアルページを一読することが有用です。
本章の例のいくつかはPostgreSQLソース配布物内のsrc/tutorial
ディレクトリにあるfuncs.sql
とfuncs.c
にあります。