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Chapter 25. PL/Perl - Perl 手続き言語

Table of Contents
25.1. 概要
25.2. PL/Perl の構築とインストール
25.3. 説明
25.3.1. PL/Perl 関数と引数
25.3.2. PL/Perl におけるデータ値
25.3.3. PL/Perlからのデータベースアクセス
25.3.4. 存在しない機能

PL/Perl は Perl プログラミング言語を使用して PostgreSQL 関数を作成することができる、読み込み可能な言語です。

25.1. 概要

通常、PL/Perl は plperl という名前で "信頼された"プログラミング言語としてインストールされます。この設定では、セキュリティを確保するために、Perl の特定の操作は無効にされます。一般的には、制限される操作はその環境に作用するものです。これには、ファイルハンドル操作や requireuse(外部モジュール用) が含まれます。データベースバックエンドC 関数と同様、内部へのアクセスや PostgreSQL ユーザ ID 権限下の OSレベルのアクセスを行うことはできません。こうして、全ての非特権データベースユーザはこの言語を使用することができます。

制限のない Perl 関数の作成が望ましい場合があります。例えば、Perl 関数を使用してメールを送信するような場合です。この場合を扱うために、PL/Perl はまた "信頼されない" 言語として(通常plperluという名前で)インストールすることもできます。この場合は完全なPerl言語を使用することができます。PL/PerlU 関数の作成者は、その関数が必要のないことを行わないことに注意しなければなりません。この関数はデータベース管理者としてログインしたユーザが実行できることをすべて実行できるからです。データベースシステムはデータベースのスーパユーザにのみ信頼されない言語による関数作成を許可していることに注意して下さい。