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30.1. はじめに

すべてのラージオブジェクトはpg_largeobjectというひとつのシステムテーブル内に格納されます。 PostgreSQLではまた、自動的に単一データベースページよりも大きな値をテーブルごと存在する二次格納領域に格納する"TOAST"という格納システムをサポートします。 これによりラージオブジェクトの一部は不要になりました。 ラージオブジェクト機能に残る利点の1つは、そのサイズが2ギガバイトまで可能であるという点です。 TOASTではフィールドは1ギガバイトまでしか扱えません。 また、ラージオブジェクトは、TOASTでの操作よりもかなり性能が良い、read/write APIを使用したランダムな編集操作を行うことができます。