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17.8. 実行時統計情報

17.8.1. 問い合わせおよびインデックスに関する統計情報コレクタ

これらのパラメータは、サーバ全体の統計情報収集機能を制御します。 統計情報収集が有効ならば、生成されるデータはpg_statpg_statio系のシステムビュー経由でアクセス可能です。 詳細は第25章を参照してください。

注意: PostgreSQL 8.2から、stats_command_stringは、統計情報収集子プロセスの起動を独立して有効にしたり無効にしたりすることができる、分離されたデータ収集機構を制御します。 ブロックレベルまたは行レベルの統計情報の収集をサポートする場合にのみ子プロセスが必要です。

stats_command_string (boolean)

各セッションで実行中のコマンドに関する情報とそのコマンドの実行開始時刻の収集を有効にします。 このパラメータはデフォルトで有効です。 有効な場合であっても、すべてのユーザがこの情報を見ることができず、スーパーユーザと報告されたセッションの所有者のみから可視である点に注意してください。 このためセキュリティ上の危険性はありません。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。

update_process_title (boolean)

サーバが新しいSQLコマンドを受け取る時に毎回、プロセスタイトルを更新できるようにします。 プロセスタイトルは通常、psコマンドやWindowsではProcess Explorerを使用して表示させることができます。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。

stats_start_collector (boolean)

サーバが統計情報収集子プロセスを起動するかどうかを制御します。 これはデフォルトで有効です。 しかし、統計情報の収集や自動バキュームに興味がなければ、無効にすることもできます。 統計情報子プロセスはその場で起動したり停止したりはできないため、このパラメータはサーバ起動時にのみ設定可能です。 (しかし、実際に収集する統計情報の範囲は、子プロセスが存在する限り、サーバ稼動中に変更可能です。)

stats_block_levelboolean

データベースの活動についてのブロックレベルの統計情報の収集を有効にします。 このオプションはデフォルトで無効です。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。

stats_row_levelboolean

データベースの活動についての行レベルの統計情報の収集を有効にします。 このオプションはデフォルトで無効です。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。

stats_reset_on_server_startboolean

もしも有効であれば、サーバの再稼働時に収集されたブロックレベルおよび行レベルの統計情報は無くなります。 もし無効であれば、サーバが再稼働を繰り返しても累積されます。 このパラメータのデフォルトは無効です。 このパラメータはサーバの稼働時のみ設定可能です。

17.8.2. 統計情報の監視

log_statement_stats (boolean)
log_parser_stats (boolean)
log_planner_stats (boolean)
log_executor_stats (boolean)

各問い合わせに対し、対応するモジュールの性能に関する統計情報をサーバログに書き出します。 これは雑なプロファイリング手段です。 log_statement_statsは文に関する統計情報全体を、この他はモジュール毎の統計情報を報告します。 log_statement_statsとモジュール毎のオプションを一緒に有効にすることはできません。 デフォルトでこれらのオプションはすべて無効です。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。