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34.1. スキーマ

情報スキーマ自身は、information_schemaという名前のスキーマです。 このスキーマは自動的にすべてのデータベース内に存在します。 このスキーマの所有者は、クラスタ内の最初のデータベースユーザであり、当然このユーザは、スキーマの削除を含むスキーマについてのすべての権限を持ちます (しかし、削除したとしても節約できる領域はわずかです)。

デフォルトでは、情報スキーマはスキーマの検索パスには含まれません。 ですので、修飾した名前で情報スキーマ内のすべてのオブジェクトにアクセスする必要があります。 情報スキーマ内の一部のオブジェクトの名前はユーザアプリケーションでも使用されるような一般的な名前であるため、情報スキーマをパスに追加する場合は注意しなければなりません。