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48.35. pg_pltemplate

pg_pltemplateカタログは手続き言語の"テンプレート"に関する情報を格納します。 手続き言語のテンプレートを使用することで、特定のデータベース内で単純なCREATE LANGUAGEコマンドにより言語が作成できます。 実装の詳細を指定する必要はありません。

多くのシステムカタログと異なりpg_pltemplateはクラスタの全てのデータベースに共有されています。 データベース毎ではなく、クラスタ毎にただ1つのpg_pltemplateのコピーがあります。 これにより、それぞれのデータベースは、必要とされたときにデータにアクセスできます。

表 48-35. pg_pltemplateの列

名前説明
tmplnamenameこのテンプレートのための言語の名前
tmpltrustedboolean言語が信頼されている場合は真
tmpldbacreateboolean言語がデータベース所有者により作成されているかもしれない場合は真
tmplhandlertext呼び出しハンドラ関数の名前
tmplinlinetext匿名ブロックハンドラ関数の名前。存在しない場合はNULL。
tmplvalidatortext有効性検査関数の名前。無い場合はNULL
tmpllibrarytext言語を実装している共有ライブラリのパス
tmplaclaclitem[]テンプレートのアクセス権限(実際には未使用)

手続き言語のテンプレートを扱うコマンドは、今のところありません。 組み込まれた情報を変えるためにはスーパーユーザが、INSERTDELETEもしくはUPDATEを使用してテーブルを変更する必要があります。

注意: 手続き言語に関するこの情報を対応する拡張インストール用スクリプトで保持することを優先させ、今後のPostgreSQLのリリースでpg_pltemplateは削除される予定です。