PostgreSQL 9.4.5文書 | |||
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pg_pltemplateカタログは手続き言語の"テンプレート"に関する情報を格納します。 手続き言語のテンプレートを使用することで、特定のデータベース内で単純なCREATE LANGUAGEコマンドにより言語が作成できます。 実装の詳細を指定する必要はありません。
多くのシステムカタログと異なりpg_pltemplateはクラスタの全てのデータベースに共有されています。 データベース毎ではなく、クラスタ毎にただ1つのpg_pltemplateのコピーがあります。 これにより、それぞれのデータベースは、必要とされたときにデータにアクセスできます。
表 48-35. pg_pltemplateの列
名前 | 型 | 説明 |
---|---|---|
tmplname | name | このテンプレートのための言語の名前 |
tmpltrusted | boolean | 言語が信頼されている場合は真 |
tmpldbacreate | boolean | 言語がデータベース所有者により作成されているかもしれない場合は真 |
tmplhandler | text | 呼び出しハンドラ関数の名前 |
tmplinline | text | 匿名ブロックハンドラ関数の名前。存在しない場合はNULL。 |
tmplvalidator | text | 有効性検査関数の名前。無い場合はNULL |
tmpllibrary | text | 言語を実装している共有ライブラリのパス |
tmplacl | aclitem[] | テンプレートのアクセス権限(実際には未使用) |
手続き言語のテンプレートを扱うコマンドは、今のところありません。 組み込まれた情報を変えるためにはスーパーユーザが、INSERT、DELETEもしくはUPDATEを使用してテーブルを変更する必要があります。
注意: 手続き言語に関するこの情報を対応する拡張インストール用スクリプトで保持することを優先させ、今後のPostgreSQLのリリースでpg_pltemplateは削除される予定です。