他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

REFRESH MATERIALIZED VIEW

名前

REFRESH MATERIALIZED VIEW -- マテリアライズドビューの内容を置換する

概要

REFRESH MATERIALIZED VIEW [ CONCURRENTLY ] name
    [ WITH [ NO ] DATA ]

説明

REFRESH MATERIALIZED VIEWはマテリアライズドビューの内容を完全に置き換えます。 古い内容は破棄されます。 WITH DATAが指定されている場合(またはデフォルトでは)、新しいデータを提供するために裏付け問い合わせが実行され。マテリアライズドビューはスキャン可能状態になります。 WITH NO DATAが指定されている場合、新しいデータは生成されず、マテリアライズドビューはスキャン不可状態になります。

CONCURRENTLYWITH NO DATAを同時に指定することはできません。

パラメータ

CONCURRENTLY

そのマテリアライズドビューに対して同時に実行されるSELECTをロックすることなく、マテリアライズドビューをREFRESHします。 このオプションを使わない場合、多くの行に影響を与えるREFRESHはリソースをあまり使わず、早く終わる代わりに、そのマテリアライズドビューから読み込もうとしている他の接続をブロックするかもしれません。 影響を与える行が少ない場合は、このオプションは速いかもしれません。

このオプションは、マテリアライズドビューに、列名だけを使い、すべての行を含むUNIQUEインデックスが少なくとも1つある場合にのみ使えます。 つまり、そのインデックスは式を使っていたり、WHERE句を含んでいてはいけません。

このオプションは、マテリアライズドビューがスキャン不可状態のときは使うことができません。

このオプションを使う場合でも、1つのマテリアライズドビューに対して同時に実行できるREFRESHは一つだけです。

name

更新するマテリアライズドビューの名前(スキーマ修飾可)です。

注釈

将来のCLUSTER操作用のデフォルトインデックスは保持されますが、 この属性に基づいた順序でREFRESH MATERIALIZED VIEWは行を生成しません。 生成時にデータを順序付けしたければ、裏付け問い合わせの中でORDER BYを使用しなければなりません。

以下のコマンドは、マテリアライズドビューの定義からの問い合わせを用いてorder_summaryというマテリアライズドビューの内容を置き換え、スキャン可能状態とします。

REFRESH MATERIALIZED VIEW order_summary;

以下のコマンドはマテリアライズドビューannual_statistics_basisに関連する格納領域を解放し、スキャン不可状態とします。

REFRESH MATERIALIZED VIEW annual_statistics_basis WITH NO DATA;

互換性

REFRESH MATERIALIZED VIEWPostgreSQLの拡張です。

関連項目

CREATE MATERIALIZED VIEW, ALTER MATERIALIZED VIEW, DROP MATERIALIZED VIEW