DROP TYPE — データ型を削除する
DROP TYPE [ IF EXISTS ] name
[, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
DROP TYPE
はユーザ定義のデータ型を削除します。
データ型を削除できるのは、その所有者のみです。
IF EXISTS
型が存在しない場合でもエラーになりません。 この場合、注意メッセージが発行されます。
name
削除するデータ型の名前です(スキーマ修飾名も可)。
CASCADE
削除するデータ型に依存するオブジェクト(テーブルの列、関数、演算子など)を自動的に削除します。
RESTRICT
依存しているオブジェクトがある場合に、データ型の削除を拒否します。 こちらがデフォルトです。
box
データ型を削除します。
DROP TYPE box;
このコマンドは、PostgreSQLの拡張であるIF EXISTS
オプションを除き、標準SQL内の対応するコマンドと似ています。
しかし、PostgreSQLのCREATE TYPE
コマンドの多くとデータ型拡張機構は標準SQLとは異なる点に注意してください。