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50.3. pg_am

pg_amカタログにはリレーションアクセスメソッドの情報が格納されます。 システムがサポートするアクセスメソッド毎に1つの行が存在します。 現在、インデックスのみがアクセスメソッドを持ちます。インデックスアクセスメソッドの要求事項は59章インデックスアクセスメソッドのインタフェース定義にて詳しく説明します。

表50.3 pg_amの列

名前参照先説明
oidoid 行識別子(隠し属性です。明示的に選択しなければなりません)
amnamename アクセスメソッド名
amhandlerregprocpg_proc.oidアクセスメソッドについての情報の提供に責任を持つハンドラ関数のOID
amtypechar インデックスアクセスメソッドを示す文字列のi。 現在は常にiですが、将来的に他の値が許容されるかもしれません。

注記

PostgreSQL9.6以前では、pg_amにはインデックスアクセスメソッドのプロパティを表す多くの追加列が含まれていました。 そのデータは今ではCコードレベルで直接参照できるのみです。 しかし、pg_index_column_has_property()関数と関連する関数群が、インデックスアクセスメソッドのプロパティを検査するためのSQLクエリを許容するために追加されました。 表9.62「システムカタログ情報関数」を参照してください。