pg_am
pg_am
カタログにはリレーションアクセスメソッドの情報が格納されます。
システムがサポートするアクセスメソッド毎に1つの行が存在します。
現在、インデックスのみがアクセスメソッドを持ちます。インデックスアクセスメソッドの要求事項は第60章にて詳しく説明します。
表51.3 pg_am
の列
名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
---|---|---|---|
oid | oid | 行識別子(隠し属性です。明示的に選択しなければなりません) | |
amname | name | アクセスメソッド名 | |
amhandler | regproc |
| アクセスメソッドについての情報の提供に責任を持つハンドラ関数のOID |
amtype | char | インデックスアクセスメソッドを示す文字列のi 。
現在は常にi ですが、将来的に他の値が許容されるかもしれません。
|
PostgreSQL9.6以前では、pg_am
にはインデックスアクセスメソッドのプロパティを表す多くの追加列が含まれていました。
そのデータは今ではCコードレベルで直接参照できるのみです。
しかし、pg_index_column_has_property()
関数と関連する関数群が、インデックスアクセスメソッドのプロパティを検査するためのSQLクエリを許容するために追加されました。
表 9.63を参照してください。