ALTER SERVER — 外部サーバの定義を変更する
ALTER SERVERname
[ VERSION 'new_version
' ] [ OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ]option
['value
'] [, ... ] ) ] ALTER SERVERname
OWNER TO {new_owner
| CURRENT_USER | SESSION_USER } ALTER SERVERname
RENAME TOnew_name
ALTER SERVER
は外部サーバの定義を変更します。
第1の構文はサーバのバージョン文字列、またはサーバの一般的なオプションを変更します。
(少なくとも1つの句が必要です。)
第2の構文はサーバの所有者を変更します。
サーバを変更するためには、サーバの所有者でなければなりません。
さらに所有者を変更するためには、サーバを所有し、かつ、直接または間接的に新しい所有者のロールのメンバでなければなりません。
また、サーバの外部データラッパに対してUSAGE
権限も必要です。
(スーパーユーザはこれらの判定基準すべてを自動的に満たしていることに注意してください。)
name
既存のサーバの名前です。
new_version
新しいサーバのバージョンです。
OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ] option
['value
'] [, ... ] )
サーバのオプションを変更します。
ADD
、SET
、DROP
は行う動作を指定します。
明示的な動作の指定がない場合ADD
とみなされます。
オプション名は一意でなければなりません。
また、名前と値はサーバの外部データラッパのライブラリを使用して検証されます。
new_owner
外部サーバの新しい所有者のユーザ名です。
new_name
外部サーバの新しい名前です。
サーバfoo
を変更し、接続オプションを追加します。
ALTER SERVER foo OPTIONS (host 'foo', dbname 'foodb');
サーバfoo
を変更し、バージョンとhost
オプションを変更します。
ALTER SERVER foo VERSION '8.4' OPTIONS (SET host 'baz');
ALTER SERVER
はISO/IEC 9075-9 (SQL/MED)に従います。
OWNER TO
とRENAME
構文はPostgreSQLの拡張です。