パート II. SQL言語

ここでは、PostgreSQLでのSQL言語を使用する方法を説明します。 まず最初にSQLの一般的な構文について述べ、テーブルの作成方法、データベースに登録する方法、そして、データベースの問い合わせを行う方法について説明していきます。 本パートの中盤では、SQLコマンドで使用できるデータ型と関数について説明します。 最後に、データベースをチューニングする際に重要となるいくつかの点について説明します。

ここでの内容は、初心者のユーザでも先のページを何度も参照することなく、最初から最後まで全てのトピックを理解できるような構成になっています。 これらの章は自己完結型であることを意図しており、上級ユーザは必要に応じて個別に章を読むことができます。 ここでの情報はトピック単位で記述されています。 特定のコマンドの完全な説明を探している読者は、パート VIを確認することをお勧めします。

読者はPostgreSQLデータベースへの接続およびSQLコマンド発行の方法を知っている必要があります。 まだこれらについて慣れていない方は、先にパート Iを読むことをお勧めします。 SQLコマンドは通常、PostgreSQLの対話型端末psqlを使用して入力しますが、同様の機能を備えた他のプログラムも使用することができます。