EXECUTE — プリペアド文を実行する
EXECUTEname
[ (parameter
[, ...] ) ]
EXECUTE
は、事前に作成されたプリペアド文を実行する際に使用します。
プリペアド文はセッション中にしか存在できないため、事前に同一セッション中のPREPARE
文によって作成されたものでなければなりません。
文を作成したPREPARE
文にパラメータが指定されている場合は、これに適合するパラメータの集合がEXECUTE
に渡される必要があります。
そうしないと、エラーになります。
(関数とは異なり)プリペアド文は、パラメータのデータ型や個数によってオーバーロードされることはありません。
プリペアド文の名前は、1つのデータベースセッション内で一意でなければなりません。
プリペアド文の作成方法と使用方法についての詳細はPREPAREを参照してください。
name
実行するプリペアド文の名前を指定します。
parameter
プリペアド文に対するパラメータの実際の値を指定します。 これは、プリペアド文が生成された時に決定される、そのパラメータのデータ型と互換性のある値を返す式である必要があります。
EXECUTE
で返されるコマンドタグは、EXECUTE
ではなく、プリペアド文のコマンドタグとなります。
標準SQLにはEXECUTE
文が含まれていますが、これは埋め込みSQLでのみ使用できます。
また、このバージョンのEXECUTE
文では、多少異なる構文が使用されています。