他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

DROP TRIGGER

DROP TRIGGER — トリガを削除する

概要

DROP TRIGGER [ IF EXISTS ] name ON table_name [ CASCADE | RESTRICT ]

説明

DROP TRIGGERは既存のトリガ定義を削除します。 このコマンドを実行できるのは、トリガが定義されたテーブルの所有者のみです。

パラメータ

IF EXISTS

トリガが存在しない場合でもエラーになりません。この場合注意メッセージが発行されます。

name

削除するトリガの名前です。

table_name

トリガが定義されたテーブルの名前です(スキーマ修飾名も可)。

CASCADE

このトリガに依存しているオブジェクトを自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します(5.13参照)。

RESTRICT

依存しているオブジェクトがある場合に、トリガの削除を拒否します。 こちらがデフォルトです。

テーブルfilmsにあるトリガif_dist_existsを削除します。

DROP TRIGGER if_dist_exists ON films;

互換性

PostgreSQLDROP TRIGGER文には標準SQLとの互換性がありません。 標準SQLでは、トリガ名がテーブルに局所化されていないので、DROP TRIGGER nameというコマンドが使われています。

関連項目

CREATE TRIGGER