DROP TRIGGER — トリガを削除する
DROP TRIGGER [ IF EXISTS ]name
ONtable_name
[ CASCADE | RESTRICT ]
DROP TRIGGER
は既存のトリガ定義を削除します。
このコマンドを実行できるのは、トリガが定義されたテーブルの所有者のみです。
IF EXISTS
トリガが存在しない場合でもエラーになりません。この場合注意メッセージが発行されます。
name
削除するトリガの名前です。
table_name
トリガが定義されたテーブルの名前です(スキーマ修飾名も可)。
CASCADE
このトリガに依存しているオブジェクトを自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します(5.13参照)。
RESTRICT
依存しているオブジェクトがある場合に、トリガの削除を拒否します。 こちらがデフォルトです。
テーブルfilms
にあるトリガif_dist_exists
を削除します。
DROP TRIGGER if_dist_exists ON films;
PostgreSQLのDROP TRIGGER
文には標準SQLとの互換性がありません。
標準SQLでは、トリガ名がテーブルに局所化されていないので、DROP TRIGGER
というコマンドが使われています。
name