role_udt_grants
role_udt_grants
ビューは、現在有効なロールが付与者また被付与者である、ユーザ定義型に付与されたUSAGE
権限を識別することを意図したものです。それ以上の情報はudt_privileges
で見つかります。
このビューとudt_privileges
ビューとの間の実質的な違いは、このビューでは現在のユーザがPUBLIC
に与えられた権限によりアクセスできるようになったオブジェクトを省略していることだけです。
PostgreSQLではデータ型は実際の権限を持たず、PUBLIC
に対する暗黙の権限付与しか持たないため、このビューは空です。
表36.36 role_udt_grants
の列
名前 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
grantor | sql_identifier | 権限を与えたロールの名前 |
grantee | sql_identifier | 権限が与えられたロールの名前 |
udt_catalog | sql_identifier | 型を持つデータベースの名前(常に現在のデータベースです)。 |
udt_schema | sql_identifier | 型を持つスキーマの名前 |
udt_name | sql_identifier | 型の名前 |
privilege_type | character_data | 常にTYPE USAGE |
is_grantable | yes_or_no | 権限が付与可能であればYES です。さもなくばNO です。 |