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37.38. role_udt_grants

role_udt_grantsビューは、現在有効なロールが付与者また被付与者である、ユーザ定義型に付与されたUSAGE権限を識別することを意図したものです。それ以上の情報はudt_privilegesで見つかります。 このビューとudt_privilegesビューとの間の実質的な違いは、このビューでは現在のユーザがPUBLICに与えられた権限によりアクセスできるようになったオブジェクトを省略していることだけです。 PostgreSQLではデータ型は実際の権限を持たず、PUBLICに対する暗黙の権限付与しか持たないため、このビューは空です。

表37.36 role_udt_grantsの列

列 型

説明

grantor sql_identifier

権限を与えたロールの名前

grantee sql_identifier

権限が与えられたロールの名前

udt_catalog sql_identifier

型を持つデータベースの名前(常に現在のデータベースです)。

udt_schema sql_identifier

型を持つスキーマの名前

udt_name sql_identifier

型の名前

privilege_type character_data

常にTYPE USAGE

is_grantable yes_or_no

この権限を付与可能な場合はYES、さもなくばNOです。