usage_privileges
usage_privilegesビューは、現在有効なロールに、もしくは現在有効なロールによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別します。
これは今のところ、PostgreSQLでは照合、ドメイン、外部データラッパ、外部サーバ、およびシーケンスに適用します。
オブジェクトと許可を与えた者、許可を受けた者の組み合わせごとに1行があります。
PostgreSQLでは、照合は実際の権限を所有しませんので、このビューは全ての照合に対して所有者からPUBLICに与えられた暗黙の付与できないUSAGE権限を示します。
しかし、その他のオブジェクトの種類は実際の権限を示します。
PostgreSQLでは、シーケンスはUSAGEに加えてSELECTとUPDATE権限もサポートします。これらは非標準であるため、情報スキーマのビューでは参照できません。
表36.53 usage_privilegesの列
列 型 説明 |
|---|
権限を与えたロールの名前です。 |
権限を与えられたロールの名前です。 |
オブジェクトを持つデータベースの名前(常に現在のデータベースです)。 |
適用されるオブジェクトを持つスキーマの名前。そうでなければ空文字列 |
オブジェクトの名前です。 |
|
常に |
この権限を付与可能な場合は |