PostgreSQL 9.4.5文書 | |||
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usage_privilegesビューは、現在有効なロールに、もしくは現在有効なロールによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別します。 これは今のところ、PostgreSQLでは照合、ドメイン、外部データラッパ、外部サーバ、およびシーケンスに適用します。 オブジェクトと許可を与えた者、許可を受けた者の組み合わせごとに1行があります。
PostgreSQLでは、照合は実際の権限を所有しませんので、このビューは全ての照合に対して所有者からPUBLICに与えられた暗黙の付与できないUSAGE権限を示します。 しかし、その他のオブジェクトの種類は実際の権限を示します。
PostgreSQLでは、シーケンスはUSAGEに加えてSELECTとUPDATE権限もサポートします。これらは非標準であるため、情報スキーマのビューでは参照できません。
表 34-54. usage_privilegesの列
名前 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
grantor | sql_identifier | 権限を与えたロールの名前です。 |
grantee | sql_identifier | 権限が与えられたロールの名前です。 |
object_catalog | sql_identifier | オブジェクトを持つデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。 |
object_schema | sql_identifier | 適用されるオブジェクトを持つスキーマの名前。そうでなければ空文字列 |
object_name | sql_identifier | オブジェクトの名前です。 |
object_type | character_data | COLLATIONまたはDOMAINまたはFOREIGN DATA WRAPPERまたはFOREIGN SERVERまたはSEQUENCE |
privilege_type | character_data | 常にUSAGEです。 |
is_grantable | yes_or_no | 権限が付与可能であればYES、そうでなければNO |