COMMIT — 現在のトランザクションをコミットする
COMMIT [ WORK | TRANSACTION ] [ AND [ NO ] CHAIN ]
COMMIT
は現在のトランザクションをコミットします。
そのトランザクションで行われた全ての変更が他のユーザから見えるようになり、クラッシュが起きても一貫性が保証されるようになります。
WORK
TRANSACTION
省略可能なキーワードです。何も効果はありません。
AND CHAIN
AND CHAIN
が指定されていれば、新しいトランザクションは、直前に終了したものと同じトランザクションの特性(SET TRANSACTIONを参照してください)で即時に開始されます。
そうでなければ、新しいトランザクションは開始されません。
トランザクションをアボートするにはROLLBACKを使用してください。
トランザクションの外部でCOMMIT
を発行しても特に問題は発生しません。
ただし、警告メッセージが表示されます。
トランザクションの外部でCOMMIT AND CHAIN
を発行するとエラーになります。
現在のトランザクションをコミットし、全ての変更を永続化します。
COMMIT;
コマンドCOMMIT
は標準SQLに準拠しています。
COMMIT TRANSACTION
の構文はPostgreSQLでの拡張です。