DROP EXTENSION — 拡張を削除する
DROP EXTENSION [ IF EXISTS ] name [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
DROP EXTENSIONはデータベースから拡張を削除します。
拡張を削除すると、そのメンバオブジェクトやその他明示的に依存するルーチン(ALTER ROUTINEのDEPENDS ON EXTENSION の動作を参照してください)も削除されます。
extension_name
DROP EXTENSIONを使用するためにはその拡張を所有していなければなりません。
IF EXISTS拡張が存在しない場合でもエラーになりません。 この場合注意メッセージが発行されます。
nameインストールされている拡張の名前です。
CASCADE削除する拡張に依存しているオブジェクトを自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します（5.14参照）。
RESTRICTこのオプションは、以下のもの以外の他のオブジェクトが拡張に依存している場合に、指定された拡張を削除しないようにします。ここで、以下のものとは、これらの拡張、そのメンバ、および明示的に依存するルーチンです。 こちらがデフォルトです。
現在のデータベースからhstore拡張を削除します。
DROP EXTENSION hstore;
例えば何らかのテーブルがhstore型の列を持つなど、データベース内でhstoreのオブジェクトを使用している場合、このコマンドは失敗します。
こうした依存するオブジェクトも含めて強制的に削除するにはCASCADEを付けてください。
DROP EXTENSIONはPostgreSQLの拡張です。